始めよう!今日からできるエコライフ

オーガニックブームは何故やってきた!?

ここ数年、「エコ」や「オーガニック」という言葉を
頻繁に耳にするようになりましたよね。

 

「地球のためのエコライフを心がけている」
「エコライフのために、オーガニックの商品を選んで買うようにしている」
「健康のためにオーガニック商品購入している」

 

…街では色んな声が聞こえるでしょう。

 

なぜ、ここまで、
エコライフやオーガニックに注目が集まるようになったのか?

 

その最も大きな要因の一つは、
近年の気候の変動にあるのではないかと筆者は思います。

 

例えば、2010年の夏の暑さは、観測史上最高だったそうですし、
「ゲリラ豪雨」といった局地的な暴風雨も増えています。
直接関係があるのかどうかは断定できなくても、
「地球温暖化の問題は決して他人事ではない」
と思わせるような気候変化を身近に感じられるようになったことが、
人々をエコライフへと向かわせているのではないでしょうか。

 

また、オーガニックに関して言えば、
健康への不安感の高まりが影響していることは否定できないでしょう。
産地偽装や賞味期限の改ざん問題といった、
度重なる食品関係のトラブル、食品添加物への不安…。
消費者が「安全な食」を求めるのは当然のことです。

 

自宅でオーガニックの野菜を栽培する人が増えた背景には、
食への不安感があるのでしょう。
特に、地球環境問題への関心が高いエコライフピープルの多くは、
食の安全性にも意識が高い人々。

 

なぜなら、安心な食べ物は健全な生態系があってこそ生まれるものだからです。
農業、漁業、畜産業…
いずれも、人間の力だけで好きに操ることができるものではありません。

 

実際、異常気象や伝染病など、
自然の力によってどれだけの損害が出ているか…。

 

私たち人間は、自然の生態系がもたらす恵みを「いただいている」という
意識が低すぎると言っても過言ではないのです。

 

エコライフで地球環境を守ることは、
私たち自身の命を守ることにもつながっているんですよ!

オーガニックとは?

オーガニック野菜に、オーガニックコットン、オーガニック化粧品…。
私たちの生活には、どんどんオーガニック製品が増えていきますね。

 

でも、そもそもオーガニックって一体何なんでしょうか?

 

オーガニック(organic)とは、直訳すると「有機」。
化学的につくられた農薬や肥料を使わないで、
堆肥や生物などを利用して農作物を栽培する農業の方法を
「オーガニック農法」と呼び、
そのような方法で作られる製品を「オーガニック製品」と呼んでいるんです。

 

オーガニックが叫ばれるようになった背景には、
化学薬品や農薬を使った農法を進めてきた結果、
健康被害や土壌汚染など困った問題が発生してしまったことがあります。

 

こうした歴史を踏まえ、
「環境にも人間にも優しい製品を作ろう」
というエコライフ意識が高まり、
オーガニックが注目されるようになったのです。

 

今では、単なる「有機農産物」という意味を超えて、
「健康法」や「生き方」にも
「オーガニック」の考え方が生かされるようなりつつあるんですよ。

オーガニックの「基準」

エコライフと切っても切れない関係にある「オーガニック」という考え方。
お店でも、「オーガニック」を謳った商品が溢れていますよね。

 

でも、「この製品がオーガニックかどうか?」って
どうやって見分ければ良いのでしょう?
そもそも、販売者が名乗るだけで
「これはオーガニックだ」と信じてしまって良いのでしょうか?

 

実は、オーガニックには基準があります。
日本の場合で言うと、
国の認定機関が・国の決めたオーガニック基準に基づき・
農産物をつくる農家を検査して、
オーガニックであるかどうかを判断しています。

 

これが、JAS法に決められた日本農林規格(JAS規格)です。

 

ですから、この認定を受けなければ
「オーガニック」を名乗ることはできないというわけ。
単に「無農薬で有機栽培をしています」というだけでは、
オーガニック製品を謳うことはできません。

 

ちなみに、オーガニックの検査では、
農産物の栽培方法や製造工程、流通方法、商品の保管・管理…と、
細かい審査内容が設定されています。
「オーガニック」と認めてもらうためには、
高いハードルを越えなければならないのです。

 

逆い言えば、だからこそオーガニック製品への信頼は高いですし、
価格も少々高めのものが多いわけです。

オーガニック認定品の要素とは?

エコライフ主義者の多くが好んで購入しているオーガニック製品。
オーガニックと認定されるには細かい審査を受ける必要がありますが、
では、具体的にどのような基準をクリアしたものが
オーガニックを名乗ることができるのでしょうか?

 

【有機農産物の基準】
・化学合成農薬、化学肥料、化学合成土壌改良材を使わないで
 3年以上を経過している。
(水稲や野菜などの一年生作物は、種蒔きまたは植え付けの前2年以上)

 

・堆肥などによる土づくりを行った田畑で収穫された農産物。

 

 

【有機農産物加工食品】
・原材料に有機農産物を使っている。

 

・原材料の特性を保ちながら製造し、化学的に合成された食品添加物の使用を
 避けることを基本として製造された加工食品。

 

・食塩及び水の重量を除いた原材料のうち、
 有機農産物の原料を95%以上使って作った食品であること。

オーガニックの基本「トレーサビリティ」

トレーサビリティという言葉をご存知でしょうか?

 

これは、ある商品が
「いつ・どこで・誰によって生産され」、
「どのような農業・肥料・飼料を使って」
「どのような流通経路で消費者の元へ届けられたか」
…その「ルート」を記録保管することによって、
食品の生産までさかのぼって把握できるようにするシステムです。

 

消費者にとっては商品のプロセスが明確になっていることで
安心感を得ることができますし、生産者にとっても、
万が一のトラブルの際の原因究明が容易に・迅速にできるという
メリットがあります。

 

具体的には、食品にICタグを付けて、
そのICタグを読み取ることで、食品の履歴を照合できるという仕組み。
牛の個体識別などで生かされています。

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