始めよう!今日からできるエコライフ

日本のエネルギー事情

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、
日本ではエネルギーの問題が深刻化しています。

 

というのも、私たちの生活は
大量のエネルギー消費によって支えられているものだから。
例えば電気は、石油などの化石エネルギー資源を
電力会社で使いやすいように「転換」(形を変えること)したもの。

 

電気、ガス、水道。
全てエネルギーを使用して供給されています。

 

そればかりではなく、食べ物も衣類も電化製品も、
全てエネルギーがなければ生産できないのです。

 

いくらエコライフを心がけていても、
まったくエネルギーがないのでは暮らしていけませんね…。

 

ですから、福島第一原発の事故・停止、そして浜岡原発の操業停止で
電気の供給量が減ってしまうことが分かった時、
日本中がパニックになってしまったというわけ。

 

しかし、2011年の夏は計画停電もなく乗り切れてしまいましたよね?

 

原発を巡る議論が高まっている中で、
「原発がなくてもなんとかなるんじゃないの?」
って思った方も多いハズ。

 

実際、日本の一次エネルギー供給の内訳は、

 

石油…43.9%
石炭…22.1%
天然ガス…17.9%
原子力…10.2%
水力…2.8%
新エネルギー…3.1%

 

…という構成で、圧倒的に石油依存率が高いのが現状。
原子力って、実はそれほど割合が高くないんです。

 

ただし、石油が問題なのは、
それを燃焼した時に大量の温室効果ガス(CO2)を発生させてしまうこと。
エコライフピープルなら、CO2の問題には敏感ですよね(笑)?

 

CO2は地球温暖化を助長させる原因ですから、
CO2を発生させない原子力発電を推進してきたのです。

 

しかし、安全神話が崩れた今となっては、
残るは「新エネルギー」に期待するのみ!
エコライフピープルの期待の星「新エネルギー」って、
一体、どんなエネルギーなのでしょうか?
エネ

新エネルギーって何?

最近話題の「新エネルギー」。
省エネ意識の高いエコライフピープルのみなさんも、関心が高い分野でしょう。

 

新エネルギーは、有限でいずれは枯渇してしまう化石エネルギー
(石油、石炭、ウラン)に相対する性質のエネルギーであり、
自然環境の中で繰り返し起こる現象の中から取り出すことができる
エネルギーのことです。

 

「再生可能エネルギー」とも呼ばれますが、
このうち、普及のために支援が必要なもの、
例えば太陽光発電や風力発電、バイオマスエネルギーなどを指して
「新エネルギー」と呼んでいるのです。

 

資源の少ない日本にとっては、
エネルギーを国産できるという点でも非常に魅力的なエネルギー!
しかも、これらの発電法はCO2の排出量が少なく、
地球温暖化対策の要として注目されています。

 

特に太陽光発電は、一般家庭でも導入する家庭が増えていますよね。
自宅で発電できて、余った電気は電力会社に買い取ってもらえる…、
しかも、足りない時には電気を売ってもらえる!と、
エコライフ実践者の多くが導入に踏み切っているようです。

新エネルギーの特徴

○太陽光発電
太陽の光を利用した「光電効果」によって、
半導体を使って電気の流れを作り出す技術。
ごく簡単に説明すると、半導体の中の電子が太陽の光に反応して動き出し、
電位差が生ずることによって電気が流れるという仕組みです。
新エネルギーの中では、もっとも認知度の高い技術ではないでしょうか。

 

政府もこの技術開発には力を入れてきたようで、
日本の太陽光発電は世界トップ3に入るほどの実力なんです。

 

近年、エコライフ主義者を中心に導入量が伸びていますが、
発電コストが高かったり、
パネルを設置するスペースの問題があったり、
天候に左右されて出力が不安定になりがちだったり…
といった課題も残されています。

 

ただ、最近は「塗る」タイプの太陽光発電システムの開発も進んでいますので、
これからはもっと気軽に導入できるようになりそうですね。

 

 

○風力発電
日本での出力量は、2008年で世界第13位…と、
太陽光発電と比べるとちょっと出遅れた感がある風力発電。

 

というのも、日本は平地が少なく地形が複雑であることから、
風力発電の設備を設置する場所が限られてしまうという点が
ネックになっているのです。

 

とはいえ、北海道や東北を中心に、すでに大規模な風力発電設備
(ウィンドファームといいます)の建設が進んでいるのだとか!
新エネルギーの中でもこれからの発展に期待が高まる分野ですね。
いつか、日本が風力発電技術で世界1位を獲得する日も近いかも!?

 

 

○バイオマスエネルギー
石油や石炭といった化石資源ではなく、
動植物に由来する有機物を利用したエネルギー源のことです。
カーボンニュートラル

 

 

例えば、トウモロコシやサトウキビなどを醗酵させてつくった
バイオエタノールが有名ですよね。

 

植物から作った燃料を燃焼させると、
石油を燃やした時と同様にCO2は発生しますが、さかのぼって考えれば、
そのCO2はその植物が成長過程で光合成によって吸収した分。
したがって、
「ライフサイクル全体で見れば、CO2の排出量はプラマイゼロ!」
と考えられるわけです。

 

ちょっと都合が良い考え方のような気もしますが…(笑)。

 

新エネルギーとしてはまだまだ発展していく伸びシロのある分野です。

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