始めよう!今日からできるエコライフ

知っていますか?エネルギーのこと

最近、「省エネ」という言葉をよく耳にすると思います。
特に、製造業の方にとっては、
耳にタコができるくらい聞かされている言葉なのでは?(笑)

 

最近は家電量販店でも、
「省エネ家電」という表示がぺたぺた貼ってありますし、
省エネ関連商品のテレビCMも増えていますので、
主婦のみなさんにとっても馴染み深い言葉なのではないでしょうか。

 

省エネ、言い換えればエネルギーセービングな生活は、
エコライフの基本中の基本と言っても過言ではないでしょう。

 

でも、なぜ省エネが必要なのでしょうか。

 

「東日本大震災で原子力発電が止まってしまったから?」
と思う方も多いでしょう。
もちろんそれも一因ではありますが、
エネルギーの問題は今に始まったことではありません。

 

そもそも、電気やガスの元になっている
「化石燃料」というエネルギー資源は、無限ではありません。
残量を気にせずに湯水のように使っていれば、いずれは
枯渇してエネルギーを作り出すことができなくなってしまうのです。
可採年数

 

にも関わらず、世界のエネルギー消費量は着実に増え続けてきました。
これは、中国やインド、ロシア、ブラジルなど、
いわゆる「BRICS」と呼ばれる新興国の
人口増加や経済発展による影響が強いと言われていますが、
だからといって我が日本が大きな顔をしていていいわけではありません。
なにしろ、日本は、
1年間のエネルギー消費量では世界で5本の指に入ってしまうほどの
エネルギー消費国ですから(2006年調べ)。

 

エネルギーセービングなエコライフが提唱されるようになったのは、
このように、限りあるエネルギー源を大切にするためという目的があったのです。

 

エネルギー消費のもうひとつの問題

エネルギーセービングなエコライフが求められている背景には、
原油や石油、天然ガスなど化石燃料の残量の問題があります。

 

例えば、石油の可採埋蔵量(※1)は2007年末の調査では1兆2,379億バーレル。
これは、このままのペースで採掘しているとあと41年しか使えませんよ
ということを表しています。

 

石油があとこれだけの量しか残っていないなんて、
みなさんはご存知でしたか??
21世紀中にも、資源が不足して
今のような便利な生活を送れなくなる可能性があるんですよ。
私たちは、エネルギー源が有限であることをもっと深刻に考えて、
エコライフを推進するべき時に直面しているのです。

 

また、エネルギーの大量消費にはもうひとつ重大な問題があります。
温暖化

 

 

 

それは、地球の温暖化に与える影響です。
地球温暖化とは、温室効果ガス(※2)の濃度が高くなることによって
地球表面付近の温度が上昇すること。
化石燃料を大量に消費するということは、すなわち、
それだけ炭素を燃焼させるということになります。

 

すると、どうなるか?
大気中には、それだけ大量の温室効果ガス(主に二酸化炭素)が
放出されるということですよね。
すると、次のようなメカニズムで地球の温暖化が進んでいきます。

 

 

太陽からのエネルギーを受けて温まった地表から、
大気に向かって熱が放射される

大量に増えた二酸化炭素は、地表からの熱を吸収する

大気全体が暖められる

地球表面に向かって熱線を放射する

再び地表が暖められる

 

 

このような連鎖で、地球の温度はどんどん上がっていきます。

 

実際、過去100年間で日本全体の平均気温は1℃上昇しているのだとか!
東京では、なんと3℃も上がっているというから深刻です。

 

※可採埋蔵量とは?:
現状の生産量であと何年生産が可能かを表す数値。

 

※温室効果ガスとは?:
二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、HFC、フロン、SF6 など。

1人1人のエコライフで、持続可能な未来を!

エネルギー消費によるエネルギー源枯渇や地球温暖化の問題は、
どこか一つの国に責任が課せられるということではなく、
世界各国が共通で取り組むべき問題とされています。

 

とはいえ、ここまで深刻な状況に陥ってしまったのは、
先進国が過去に使ったエネルギーによるところが大きいのも事実。
日本をはじめとする先進各国は、
省エネルギー技術再生可能エネルギー(※3)の開発を
急ピッチで進めています。

 

「なあんだ、じゃあ、あとは専門家に任せておけば良いんじゃない?」
なんて思ったあなた!
それは大きな間違いですよ。

 

確かに、エネルギーや温暖化の問題はあまりに規模が大きい問題であるがゆえに、
ともすればどこか他人事のように感じてしまうかもしれません。

 

しかし、この問題は、
1人1人の意識が変わらなければ決して解決できない問題です。
なぜなら、家庭におけるエネルギー消費量は増加傾向にあるから。
技術の進歩や法律の制定で製造業の省エネはどんどん進んでいる一方で、
家庭では大量のエネルギーを消費しているというのが現状だからです。

 

政府がどんなに頑張っても、国民が意識してエコライフに努めない限り、
エネルギー消費量は減らせないのです。

 

※3 再生可能エネルギーとは?:
自然環境の中で、繰り返し利用が可能なエネルギーのこと。
例えば、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱、波力、湿度差など。

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